名言。金言。
“ホールの声は、神の声。”
ある激アツドラマでのセリフの一つ。
私はこの一言を聞いた瞬間、体中に電撃が走りました。
ファンの方ならもうお分かりだと思います。
そう、あの木村拓哉さん主演のドラマ、
『グランメゾン・東京』!!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
飲食業従事者であれば、より楽しめるドラマだと思います。
ドラマとはいえ、要所要所で飲食業界のリアルな部分を、名俳優さんたちによって感情豊かに
表現されており・・・料理の・・・お話の展開も・・・。映画も…。
と、私もこのドラマのいちファン♡としてアツく語りたいことは山程あるのですが、
今回はこのドラマの宣伝をしたいわけではないので、この辺にしておきます・・・。_(:3 」∠)_
先にお話した、“ホールの声は、神の声。”というセリフにビビビときたのは何故かというと、
私が感じていたことをセリフ(コトバ)にすると、このコトバだッ!!!Σ(‘◉⌓◉’)✨✨
と、やっと見つけた!みたいな、そんな感動を得たからでした。
想像のチカラ。
私は、ホールに出ていた時、キッチンスタッフに対してとても意識していることが1つありました。
それは、どのようなお客様なのかを、想像してもらえるようにすること。
お客様と、キッチンスタッフを繋げることができるのは、ホールスタッフにしかできない、重要な仕事の一つだと感じていました。
当時私が働いていたお店は構造上、厨房からはお客様の姿が全く見えないつくりでした。
ホールスタッフというのは、お客様のお顔はもちろん、お名前や年齢、性別のような、電話越しににでも得られる情報もそうですが、お客様とコミュニケーションをとったり、観察することで、表情や仕草、ある程度の性格や趣味嗜好、体調や機嫌など、より細かな情報を得ることができるポジションです。
そしてそれらの情報は、「お客様が今、楽しんでいる空間を、よりよい空間にするために、必要な情報」でもあると思います。
“空間”の中にはもちろんお料理も含まれていて、その料理を作っているのは、キッチンスタッフです。
そのキッチンスタッフに、「今、このオーダーは、どんな人のために作っているのか?」を、想像しながら作って貰いたくて、私はよく、「ここの卓のお客様は〇〇さんていって、こーゆうのが好きで、普段はこーゆうお仕事してるんだってー。この間は、親知らず抜いたみたいで、めっちゃ痛そうにしてた!」などと、お客様のプチ情報を得るたびに、わざわざ共有しにいったりしていました。
そういうことをしていると、シェフからは、「え、じゃあまだ歯痛いんじゃないの?ちょっと料理柔らかめにしようか?」とか、「今日、〇〇さんの好きなエビがあるんだけど、食べるかなぁ?」とか、お昼休みの合間に来てくれている常連さんの料理を、何も言わずとも早めに出してくれたりと、バタバタしつつも、そこはとても愛❤️に溢れた空間ができていました。
私がキッチンスタッフとして料理を“作る”側になった時に、より深くそういったことの大切さに気づくことになるのですが、やはり、
食べてくれる人の顔を想像するだけで、より料理に作り手の想いを込めることができます。
これは理屈ではないんですよね。不思議。
提供する飲み物との相性(マリアージュ)を含め、料理に対しての意見やアドバイスも同じで、やはりホールスタッフの声や意見はとても重要で大切。そして作る側にはどうしても持てない視点や、時に「忘れてしまっている視点」などに気づかせてくれたりするのも、ホールスタッフの声だったりします。
結果、やはり、
『ホールの声は、神の声』。
それくらい、有り難く、価値のあるものなんだと思います。
愛❤️は、必ずお客様にも伝わります。
降り注げッッ!!、神の声ッッッ!!!٩( ᐛ )و✨✨
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